ロボフォーム(RoboForm)覚え書き

ロボフォーム6.9.5リリース

ロボフォームの最新版が公開されました。

ロボフォームの公式サイトには詳しい説明は載っていませんが、
Version 6.9.4のバグフィックス（不具合修正）版だそうです。

［英語版サイトより抜粋］
Version 6.9.5
* Bug fixes for ver 6.9.4.

バージョン6.9.4を入れている方は、念のため最新版に更新しておくことをお薦めします。

< ロボフォームの無料ダウンロード>       AiRoboForm-verup.exe (2.65MB) 又は 公式サイトへ(日本語)

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ロボフォーム6.9.4 リリース

ロボフォームの最新版が公開されました。

ロボフォームの公式サイトから転載しようと思ったのですが、
相変わらず「何が変わったのか」説明が見あたりません。

というわけで英語版の更新情報を貼っておきます。(6.9.3→6.9.4)

RoboForm Version 6.9.4
* Show little lock on password-protected Passcards, Identities, Safenote icons in menus.
* Implement RoboForm - GoodSync integration:
*   (i) Command Sync RoboForm Data that calls GoodSync to sync RF data with backup/portable folder.
*   (ii) When GoodSync finishes syncing, it calls RoboForm to re-read new passcards.
*   (iii) If GoodSync is not installed, Sync RoboForm Data offers to install GoodSync.
* RF Pro can be activated at install time by command line argument "/act=orderid,FirstName LastName".
* Add form filling from Identities for Polish, Swedish, Norwegian and Traditional Chinese.
* Warn about Identity Custom Fields preventing Standard Fields from filling correctly.
* Fix several small Vista issues, mostly related to permissions and UAC.
* Allow backing up RoboForm data files to encrypted folders.

今回のバージョンアップで一番分かりやすいのが、保護あり／保護なしがアイコンで見えるようになったことです。

上段が保護あり、下段が保護なし

その他は、細かいことが多いようです。
「インストール時コマンドラインオプションでロボフォームプロ（有料版）に活性化出来るようになった」とか、「暗号化フォルダにデータがバックアップ出来るようになった」とか、「Vista対応がまた進んだ」とか……。

でも面倒でなければバージョンアップしておいた方が無難だと思います。

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RoboFormはフィッシング対策にも有効

今日たまたま「新生銀行のフィッシングサイトが多数出現」というニュースを見ました。

＜フィッシングサイトの画像例＞

新生銀行は私も使っているのですが、こんな画面が出てきたらちょっと信じてしまいそうです。
フィッシングサイトかどうかチェックするには「アドレスバーを見る」のも一定の効果があります。しかしそんなに毎回チェック出来ません。

その点、ロボフォームを使っていれば安心です。
ロボフォームの自動入力はサイトが違うと動きません。
いくら画面が似ていても、ドメインが違えばＩＤ・パスワード入力は働かないのです。

口座番号・暗証番号をつい入力しそうな場面でも、
ロボフォームを活用している人はすぐ異変に気づくことが出来ます。
（自動入力でなくボタン入力でも、ドメインが違えば候補に出てこないので気づきます）

もちろんこれだけでフィッシング被害に遭わないなどと言うつもりはありません。
しかし一見安全に思える「人間の判断」よりも、しっかり考えられた
専門ソフトを使った方が安心な面があるということです。
今日のニュースを見て、そんなことをあらためて思いました。
ロボフォームが入っているのに活用していない方は、是非利用してみましょう！

※ちなみにRoboFormを使ってログインすると、キーボードからＩＤ・パスワードを
　 入力しなくて済むためキーロガー対策にもなります。

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ロボフォームのホームページって……

※今日は番外編です

ロボフォームはとても優れたソフトですが、突っ込みどころもまた多いです。
もともと日本製でないこともあり、全体的にアメリカン（？）な感じが漂っています。

たとえば、公式ホームページの「製品情報」に「友達に知らせる」というリンクがあります。そこには次のような文章が。

［原文のまま引用］

Please send this or similar e-mail to your friends, it recommends RoboForm:

ロボフォームというパスワードマネージャをご紹介させていただきます。ロボフォームは以下のサイトで無料版が入手できますのでお試しください。www.roboform.com/jp/

さてロボフォームはパスワードマネージャと呼ばれるソフトウェアで、ロボフォームによりこれまで煩雑だったパスワードの管理がとても便利になります。パスワードの保存から送信までを行うのでログインの手続きがすべて自動化されます。

またフォームフィラーとしての機能もあるので、住所や氏名などを記入する場合に入力しておいたプロフィールから必要な情報をウェブのフォームに記入することが可能です。

このソフトには無料版がありますし、広告もなくスパイ活動もしませんので安心してご使用いただけます。 ロボフォームは日本国内ではベクターをはじめ、海外でもウォールストリートジャーナル、ファイナンシャルタイムス、PCマガジンといった新聞雑誌において高い評価を頂いている製品です。パスワードの管理にお悩みの方はぜひお試し頂ければ幸いです。

www.roboform.com/jp/で無料配布中です！

［引用終わり］

そもそも始めの英語部分が翻訳し忘れなんですが、そこには「友達にこんな感じの“ロボフォーム推薦メール”を送ってください」と書いてあります。
でも、もしもこんなメールが友達から突然送られてきたら、あやしすぎですよね……。（笑）

ともかくソフトは本当に良くできていますし（もちろん日本語です）、以前書いたようにサポートもきちんとこたえてくれます。
そういう意味で実用上全く問題ないのですが、“突っ込みどころ満載”なところはまたお茶目です。

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